熱い一日が無事終了いたしました。
主催・スタッフの皆さん(こんなイベントをこんなにちゃんとやりおおせるなんて本当に凄い!)、出演者の皆さん、オープンマイク枠に出演の皆さん、そしてご来場者の皆さん、ありがとうございました!
1000人近くの来場者があったようです。すごいことです。








(写真は見に来て下さった知人による撮影です)
一日中ポエトリーリーディング(一部ラップや、音楽もあり)のライブという、ほとんど頭のおかしい(褒めてる)イベント。
私がこのオープンマイクにエントリーしたのは
★ちょっとやったきり、ずっとやらないままになっている短歌朗読を、このままにしておきたくない。
★ポエトリーリーディングって、じつは、面白いと思ったことがあまりない(短歌の朗読は詩よりも更に面白くない)。面白いポエトリーリーディングが見たい。
★面白くない、面白くないと言うが、じゃあ私はどんなポエトリーリーディングなら面白いと思うのか、探りたい。
という気持ちからでした。
さて、どうだったか。
3分間で、私が今できる短歌朗読をやろうと練習を重ねた私の朗読は、なかなかうまくいったと自分では感じています。出番が夜だったので、午前中はガラガラだった客席もずいぶん埋まり、お客さんは直前のゲストライブで既に大盛り上がりだったので、アウェイな中でも大変にやりやすく、「おいしい」3分間を気持ちよく堪能させていただいた、という感じです。緊張もしましたけどね。
私の短歌朗読は、お客さんがキョトーン、今のは何じゃらほい、という感じになることも多いんですが、昨夜は客席の反応、なかなか良かったです!みんなもうけっこうビールとか飲んでいい気分だったのかもしれないな!
そして一日じゅう会場を出たり入ったりしつつ、多くのポエトリーリーディングを見聞きしましたが、やっぱりね、私にはあんまり「これは!!!」という面白いリーディングを見つけられませんでした。
客席の盛り上がりや、twitterでのつぶやきなんかを見ていると、すごい、感動した、泣いた、などの熱い反応も多いので、何か私にはわからないところで、大きな何かが起こっているのかもしれません。私にはわからない面白さがポエトリーリーディングにはあるのかも。
じゃあ一体どうだったら私は面白いんだよ、という自問にまだ答えは出ないんですが、言葉って、それ自体鋭いものだと思うんです。人の中を通過して外に出ることで、すでにだいぶエッヂが丸くなっちゃっうんだと思う。だから言葉に鋭さを持たせたい場合は、研がないといけないんですけど、みんな、私も含めて、まだちょっと研ぎそこなっているのかもしれない。…うーん、でもそういう問題でもないのかもしれない。
朗読の上手い人はいっぱいいました。音楽の使い方の上手い人もいました。勢いのすごい人もいっぱいいました。しかし私には、あまり面白くはありませんでした。私の朗読も、まだ面白くないんです。きっと。
自問と挑戦は続けていかなければなりません。
ま〜でも、ともあれ、終わった終わった!!!!!
やってやったぜ。今はビールだ。
あ!追記!!
「さすらいのしりとりブック」、しりとり全然進みません!!
私が朗読にばっかり気を取られ、しりとり推しが弱すぎたせいで!
もうね、こうなったらね、「甲州こみち市」にも持ってくから!大トリ賞は甲府の人にあげちゃうからっ!