2017年05月09日

vol.32 第24回文学フリマ東京 レポート

遊びがないと弱かったか…?

BF2017TKM_01.jpg第24回文学フリマ東京、無事終了いたしました。
ご来場の皆様、出店者の皆様、主催者・スタッフの皆様ありがとうございました!
GW最終日、初夏らしい爽やかな天候は室内同人誌即売会日和では全然なく、皆さん思わず外へ遊びに行っちゃってるんだな、と思わせるイマイチな人出。しかし東京開催の文学フリマは「いつもより人少ないな」と思うくらいであっても十分な賑わいなのでした。

BF2017TKM_03.jpgさて新刊2種を持ち込んだ今回の当ブース。
「間に合わないか?!」と危ぶんだ新刊が両方とも間に合ったのが嬉しくて、これだけにしました。

並べるアイテムをどうするかは、いつも迷うところです。
在庫もいろいろあるし、どれもいい本だし(自分ぼめ今日も絶好調)売りたいし、きれいに並べれば感じもいいし…とは思うのだけれど、いろいろ置くとそれだけ新刊が目立たなくなっちゃうんですよね。
今回は新刊の準備がぎりぎりで他の本のことを考える余裕が無かったのもありましたが、非常にシンプルなブースに。
わかりやすくて良かったみたいです。人出がいまいちなわりには、たくさんの方に手に取っていただけたと思います。見本誌コーナーやSNSなどで見て予め購入を決めてからブースに来て下さる方も、最近は多くなりました。ありがたいことです。SNSは昨年夏まで「そういうのキラーイ」などといってほとんどやらずにいたのですが、やり始めるとこれがなかなか、活動を多くの方に知っていただくためには役に立つツールだということがよくわかりました。

でもやっぱり何も知らずに現場に来て、「何だろうこの本」って手に取って、「へー面白いな」と思って、「一冊下さい」!!!そういう買い方してくださるお客様に出会うと、興奮しますね。これからもSNS偏重にならず、当店は現場第一主義でやっていきたいと思っています!

前回やったような売上ダービーや、物々交換などのイベントを今回は何も仕掛けませんでしたが、何もやらないと普通のブースになってしまい(いや…本来それでいいはずですが)、ちょっと訴求力弱かったかなあ?とやっぱり思いました。遊びを企画するのは大変で正直ヘトヘトにもなるんですが、何かあったほうが自分も面白いですからね。今回、ターリー屋さんのカレー弁当を食べながら、ちょっとカレーがらみの遊びを思いつきましたので次回やるかもしれません(カレーがらみって!)。

BF2017TKM_04.jpgそのカレー!
ターリー屋さんのカレーはおいしいと評判なのですが、いつもお昼どきは列がすごいので、ほかに店番のいない当店としては諦めざるをえず、今まで一度も食べたことがなかったのです。念願かなって、今回やっと食べられました。13時半を過ぎる頃には列もマイルドになり、それほど待たずに買うことができました。

BF2017TKM_02.jpgバターチキンカレー600円。やすい!
おいしい!
でも40代後半の女には、量多い!
そしてブースの中では食べづらい!(会場内にはちゃんと食べる場所がありますが一人書店は店番いないので思いっきりブースの中でカレータイム)。
でも次回もぜひ食べたいおいしさでした。
ご来場の皆様もぜひどうぞ。カレー以外にタンドリーチキンとか、タピオカドリンクとか色々ありますよ。
地方開催の文学フリマでも、ぜひこういうフードブースを作ってほしいですね!あとご当地おみやげブースね。なんていうかね、文学や本と関係ないようだけどね、同じ場所においしい物売ってるだけで、なんか気持ちがツヤツヤになるじゃないですか。カサカサよりツヤツヤのほうが断然いいじゃないですか。

BF2017TKM_05.jpgそれとこれは会場限定なのかな?文学フリマ名物と名高い「キーマカレーメロンパン」も買ってみました。賛否両論あるこのパンですが、私は大いに気に入りました。おいしいですよ〜!甘い&しょっぱい&スパイシー!すごくビールに合います。会場内は飲酒禁止なので(たぶん)、テイクアウトでビールのおともにどうぞ!



今回の当店の新刊が、読んで下さる方の心もお肌もツヤツヤにしますように!

あ、しりとりの「大トリ賞」まだ出ません!
なかなか出ません!
はっ早く出したい〜〜〜!
来たれシリトラー!

posted by ひらたまき at 08:41| Comment(0) | ツアーレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月29日

vol.31 第一回文学フリマ前橋 レポート

「詩のまち」前橋!

BFMB02.jpg第一回文学フリマ前橋は、冷たい雨にもかかわらず、なかなかの盛況になりました! ご来場くださった皆様、出店者の皆様、主催者の皆様ありがとうございました。

年末にぎっくり腰になり、3箇月たってもまだ重い物が運べず(※1リットルのオレンジジュースを買って帰るのもためらう状態)、長時間の座りっぱなしも心配だったこともあり、前日から前橋入りしてホテルで腰を休め、翌日文学フリマ、その夜もホテルで腰を休めて翌日帰るという、関東圏では初めての2泊遠征となりました。もちろん本の運搬は全て宅配便まかせです。でっかいカートに全てをつめて全国どこでも出掛けて行くぜ、の一人書店としては遺憾ですが、ま、こういう時もあるでしょう! 結果としてこのプランは正解だったようで、ぎっくりすることもなく、今ちょっと腰の痛みが増してるくらいで済んでいます。よかったです。またカートで出掛けられる日は来るんでしょうか…今ちょっと来そうな気がしませんが…

ハッ、腰のことばかり書いてしまった。
そんなわけで前日に前橋に着いていたのですが、前日の暖かさが嘘のような氷雨が朝から降り続き、「あ〜、こりゃもうダメかもなハハハ、お客さん来ないわな」と思ってしまいましたがどっこい、前橋のお客さんは裏切らなかった。
東京開催のように、会場と同時になだれこむお客さん!途切れない人の波!みたいなことはありませんが、一日中、常にいくらかはお客さんが会場を周回している感じで、「あ〜暇。誰も来やせん。今この会場、関係者しか居ないじゃん」みたいにダレる時間がありませんでした。

BFMB01.jpgこちら今回のブース。
今回はさすがに「詩のまち」というだけあって、私の短歌の本よりも、橘一洋さんの詩の本がよく売れました。売上ダービーをこっちでやっていたら私の負けだった!
だいたい、同じだけ本を持ち込んでも、私の本のほうが売れるんですよね、いや自慢してるわけではなく、やっぱり作家本人がブースに常駐してることが大きいんだと思います。ブース位置も定型詩のエリアですし、定型詩めあてのお客さんが多いですしね。でもねえ今回は、明らかに、短歌よりも詩のほうが、お客さんの食いつきがよかったんです。本を手に取られる回数も、明らかに橘さんの本に負けてました。「詩がお好きなんですか?」と声をかけると、笑顔で「はい♪」と答えてくださる方がたくさん。うおぉ、こんなまちがあるなんて。いいなあ、やっぱりツアーは楽しいなと思いました。

BFMB03.jpg前橋駅の中にある物産館で買った「花ぱん」をおやつに。会場と同じ階にコーヒーショップがあるので、ホットコーヒーをテイクアウト。会場は玄関からの風が吹き込み空調も大してきかない氷の世界(誇張表現)だったので、あったかい物でも飲まにゃ、凍えそうでした。外はもっと寒かったんですけどね。でも室内とは思えぬ寒さ、しかも雨の湿気も入ってくるので、午後には本がちょっとシンナリしていました。

そうそう、前橋のお客さんは!詩がお好き、ということともう一つ、「しりとりに尻込み」!
「しりとりをしてくださいませんか?」と声をかけると「いやいや…」「いいです、いいです」などと言って手をヒラヒラさせながらフェイドアウトしていく方が多く、ううむ、奥ゆかしい(?)、大阪みたいに私が声かけなくとも「何ですかコレ?」「書いていいすか?」ってグイグイ来る土地もあるのに。やっぱりツアーは面白いです。
というわけで、しりとりブックの「大トリ賞」まだですよ〜!!!!ドキドキしますね(私だけか)。

一人書店TOURは続きます、ぎっくり腰でも続きますよ!

posted by ひらたまき at 08:33| Comment(2) | ツアーレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月24日

vol.30 第23回文学フリマ東京 レポート

売上ダービー、意外な早さで決着

文学フリマ東京、大盛況まことにありがとうございました。
過去最高の出店数だったそうです。寒くて天気が悪い上、平日にはさまれた祝日だったのに、とてもたくさんのお客様にご来場いただきました!

BF201611_01.jpg今回のブースです。
売上ダービー一色となっております。
今回このような遊びを考えたのは、前回5月の文学フリマ東京で、物々交換があまりに盛り上がったからです。あの盛り上がりの後では、ただ本を持ってって売るだけじゃ、なんかもう芸がないんじゃないかと思ってしまった。で、ずっと考えていたんですが、先月くらいに思いついたのが売上ダービーでした。

「一番最初に売り切れる本を予想してもらい、的中者に賞品を出す」というと単純簡単なようですが、実際にやろうとするといろいろ問題もありました。

最も心配だったのが、何やってんのか伝わらず、誰も遊んでくれなかったらどうしようということでした。これがもう、本が売れるかどうかより心配でした(本末転倒)。
とにかくお客さんに遊んでもらうため、できるだけ仕組みが簡単なことが望ましかったのですが、ホラ、当店の本は今までの経験上、そんなにジャンジャン売れたり、すぐ売り切れたりなど致しません。つまり結果が出るまで時間がかかるし、時間かけりゃ〜売り切れるのかというのも怪しいし、何の得もない事に付き合わせるのは気がひけるし、いきおい、どれも売り切れない場合はどうするかとか、複数同着の場合はとか、的中しなくても参加してくれただけでも何かちょっとは差し上げようとか考えて、細かいルールが増えてしまった。遊びってやっぱり一応はルールがないと成立しませんからね。
で、写真右側のボードに、できるだけ簡潔に説明を書いたつもりでしたが、やっぱ字多いよねコレ!

一体どうなるのか、やってみなけりゃわかりませんでしたが、通りすがりに目の合ったお客さんに、「売上ダービーやってます!ちょっと遊んで行きませんか〜?」と必死で声をかけ、優しいお客さん方に遊んでいただくことができました!本当にありがとう!
ルールを口頭で説明しながら、あ〜我ながらクドクドしい、こんなに説明の必要な遊びなんてダメじゃ!舌噛みそうじゃ!と思いましたが、もはや途中でやめるわけにもいかん。作品の説明よりダービーの説明に終始。しかも「ちょっと遊んでいきませんか」って、なんかいかがわしい商売みたいじゃないか。先月の甲州こみち市でも、夜道で声かけて夜鷹みたいだったのに続いて今回も怪しい客引き然としていた当店でした。

どういうわけか『浴室短歌2』だけが順調に売れ続け、なんと14時過ぎに完売!スタートダッシュのまま逃げ切って、終了まで3時間も残してダービーが決着してしまいました。おおぅ。番狂わせ!ぜったいどれも売り切れないと思ってたのに(弱気すぎ)。売り切れて嬉しい一方で、ダービーをどうしていいかわからなくなり途方に暮れる店主(ツメ甘い)。しょうがないので1着決定後は「2着決定戦」としてダービーを続行しました。
さいわい、『多重債務』『服部鳥獣剥製店』も14時以降じわじわ売れて接戦を展開。しかし1着が決定し、自分の作品も売り切れてしまった店主はちょっとフヌケたようになってしまい、早くも真っ白な灰状態になってお客さんへの声かけ率も半分くらいに(ダメすぎ)。結局、1着決定後はダービーは盛り上がらず、ほぼ本を売るだけみたいになってしまいました。

BF201611_02.jpgそしてダービー終了時刻の16:30。
こんな感じに結果を表示して、ここからは賞品の交換タイムとしましたが、やはり文学フリマ終了30前というのでは帰っちゃった人も多いのか、または片付けなどで忙しいのか、「書券」を持って賞品交換に来てくれたのは両隣とお向かいのブースの方だけ!だけ!「書券」は発行枚数も少なかったけど、やっぱコレ吸引力も弱かったな〜、16:30にもう一回来てねというのは、なんかよっぽどいい物くれるとか、よっぽど面白いとかじゃないと、たとえまだ会場にいても「ま、別にもういっか」ってなっちゃうよな〜そうだよな、そんな気してたんだよな!たくさん用意していた賞品、余りまくりです。余ったからってそこら中に配るわけにもいきません、せっかくの遊びが無意味になりますもん。
あ〜遊びを考えるのって難しいですね!

でもでもね、ボードに貼ってあるシール見て!これだけの方々が遊んで下さったんです。私が考えたにしちゃ上出来です。皆様本当にありがとうございました!店主はとても楽しみました!皆さんも一時でも楽しんでくださったと思っていいですよね!
ちなみに用意していた賞品は、コーヒーとビスケットでした。

あ、ダービーの事ばっか書きましたけど、作品がよく売れたのももちろん嬉しかったです。この7月から始めたtwitterを、今回初めて事前告知・宣伝等に活用してみましたが、それで見て興味を持ち、買いに来て下さった方もあったので、よかったです。橘一洋さんの詩集も、決してたくさんではないですが、気に入って買って下さる方があって嬉しいです。出品した甲斐がありました。

次回も多分、こりずになんか考えそうな気がします!
また遊んでくださいね!

posted by ひらたまき at 21:36| Comment(0) | ツアーレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする