短歌朗読Live『金冠と病巣』、大盛況の裡に無事終了いたしました。
ご来場くださった方、応援してくださった方、そしてニヒル牛さまと企画展「病気と医者」関係者のみなさま、ありがとうございました。
告知後すぐに「行きます」と言って下さった方があったのと、店主の石川あるさんから「すでに何人か予約いただいてるよ」と伺っていたので、「よかった、お客さんゼロじゃないのね」と思っていたのですが、まさかあんなに沢山の方においでいただけるとは…。
なので私のすぐ近くにお客さまが座ってらっしゃる感じになり、練習でイメージしていた距離感とちょっと違っていて最初は戸惑い気味だったのですが、やってるうちに楽しくなってきて、お客さま方も温かく聴いてくださって、とても気持ちよく朗読させていただきました!
写真は聴きにきてくれた知人による撮影です。
「歯抜け旅団」は紙芝居風にしたのですが、座席の位置によってはよく見えない方もあったと思います。ごめんなさい。
あんなに練習したのに「金冠」を「金柑」のイントネーションで言ってしまったこととか、腕時計したままやってしまったこととか、ソックスはいたままやってしまったこととか(そんな事どーでもいいとお思いでしょうが気分の問題は大きい)、あんなに気をつけて喉ケアしてたのに結局声が枯れ気味だったこととか(我ながら安定の弱り)、ウワー練習の時こんな読み方一度もしなかったのに叫んじゃった、みたいなこととか色々思い通りにいかないこともありましたが、ニヒル牛での初・単独Liveとしては概ねうまくいったんじゃないかな?
終演後に皆さんとお話させていただいて、楽しんでくださったんだなというのが伝わってきて、とても嬉しく、自分の中でうまくできなかった事とかはもう次の課題ってことでいいじゃないか、ワーイ、やった〜、という気持ちで終演後のひとときを楽しみました。
終演後、お手製のおいしいジャム(クラッカー+チーズつき!)や、キャンディや、クッキーの中におもちゃが入っている「からからせんべい」をふるまってくださった方があって、皆でおいしく楽しく頂きました。初対面のお客さま同士が和気あいあいと談笑し、リラックスした雰囲気の中で朗読や短歌の感想を話してくださる方もありました。その中に身を置きながら、この興業の成功はひとえにお客さま方と、そしてこういういい雰囲気を醸し出すニヒル牛という場の力によるものだとしみじみ思いました。
皆様、本当にありがとうございました。
またいつか朗読を聴いていただける機会がありましたら、大変幸甚に存じます。