2017年03月29日

vol.31 第一回文学フリマ前橋 レポート

「詩のまち」前橋!

BFMB02.jpg第一回文学フリマ前橋は、冷たい雨にもかかわらず、なかなかの盛況になりました! ご来場くださった皆様、出店者の皆様、主催者の皆様ありがとうございました。

年末にぎっくり腰になり、3箇月たってもまだ重い物が運べず(※1リットルのオレンジジュースを買って帰るのもためらう状態)、長時間の座りっぱなしも心配だったこともあり、前日から前橋入りしてホテルで腰を休め、翌日文学フリマ、その夜もホテルで腰を休めて翌日帰るという、関東圏では初めての2泊遠征となりました。もちろん本の運搬は全て宅配便まかせです。でっかいカートに全てをつめて全国どこでも出掛けて行くぜ、の一人書店としては遺憾ですが、ま、こういう時もあるでしょう! 結果としてこのプランは正解だったようで、ぎっくりすることもなく、今ちょっと腰の痛みが増してるくらいで済んでいます。よかったです。またカートで出掛けられる日は来るんでしょうか…今ちょっと来そうな気がしませんが…

ハッ、腰のことばかり書いてしまった。
そんなわけで前日に前橋に着いていたのですが、前日の暖かさが嘘のような氷雨が朝から降り続き、「あ〜、こりゃもうダメかもなハハハ、お客さん来ないわな」と思ってしまいましたがどっこい、前橋のお客さんは裏切らなかった。
東京開催のように、会場と同時になだれこむお客さん!途切れない人の波!みたいなことはありませんが、一日中、常にいくらかはお客さんが会場を周回している感じで、「あ〜暇。誰も来やせん。今この会場、関係者しか居ないじゃん」みたいにダレる時間がありませんでした。

BFMB01.jpgこちら今回のブース。
今回はさすがに「詩のまち」というだけあって、私の短歌の本よりも、橘一洋さんの詩の本がよく売れました。売上ダービーをこっちでやっていたら私の負けだった!
だいたい、同じだけ本を持ち込んでも、私の本のほうが売れるんですよね、いや自慢してるわけではなく、やっぱり作家本人がブースに常駐してることが大きいんだと思います。ブース位置も定型詩のエリアですし、定型詩めあてのお客さんが多いですしね。でもねえ今回は、明らかに、短歌よりも詩のほうが、お客さんの食いつきがよかったんです。本を手に取られる回数も、明らかに橘さんの本に負けてました。「詩がお好きなんですか?」と声をかけると、笑顔で「はい♪」と答えてくださる方がたくさん。うおぉ、こんなまちがあるなんて。いいなあ、やっぱりツアーは楽しいなと思いました。

BFMB03.jpg前橋駅の中にある物産館で買った「花ぱん」をおやつに。会場と同じ階にコーヒーショップがあるので、ホットコーヒーをテイクアウト。会場は玄関からの風が吹き込み空調も大してきかない氷の世界(誇張表現)だったので、あったかい物でも飲まにゃ、凍えそうでした。外はもっと寒かったんですけどね。でも室内とは思えぬ寒さ、しかも雨の湿気も入ってくるので、午後には本がちょっとシンナリしていました。

そうそう、前橋のお客さんは!詩がお好き、ということともう一つ、「しりとりに尻込み」!
「しりとりをしてくださいませんか?」と声をかけると「いやいや…」「いいです、いいです」などと言って手をヒラヒラさせながらフェイドアウトしていく方が多く、ううむ、奥ゆかしい(?)、大阪みたいに私が声かけなくとも「何ですかコレ?」「書いていいすか?」ってグイグイ来る土地もあるのに。やっぱりツアーは面白いです。
というわけで、しりとりブックの「大トリ賞」まだですよ〜!!!!ドキドキしますね(私だけか)。

一人書店TOURは続きます、ぎっくり腰でも続きますよ!

posted by ひらたまき at 08:33| Comment(2) | ツアーレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月20日

橘一洋作品のガイドをどうぞ

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平田真紀一人書店で扱っている、橘一洋さんの詩の本。
2005〜2012年の作品については、手書きのガイドチラシがありますが、それ以降の『服部鳥獣剥製店』(2015)と『多重債務』(2016)のガイドがまだありませんでしたので、3/26の文学フリマにむけて作成しました。

橘作品のファンである平田真紀による、熱い書評をガッツリ掲載。地紋かしらと思うような小さい文字でぎっちりです。どうだ(←えばるな)。
このチラシは文学フリマ前橋に持っていきますが、PDFをダウンロードできるようにしましたので、ご興味のある方は以下からどうぞ。PDFなら拡大して読んでいただけますし。

橘さんの詩がどんなものなのか、少しでも感じていただけたら嬉しいです。
そして「読みたいな」と思ってくださったならば、もっと嬉しいです。

PDFはこちらからどうぞ
平田真紀が勝手にガイド・橘一洋の本(2005〜2012)
平田真紀が勝手にガイド・橘一洋の本(2015〜2016)

posted by ひらたまき at 11:53| Comment(0) | 一人書店トピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月14日

vol.31 第一回文学フリマ前橋

ツアーロゴ01.jpg

一人書店TOUR VOL.31
第1回 文学フリマ前橋


2017年3月26日(日)
前橋プラザ元気21 にぎわいホール
(JR両毛線・前橋駅から徒歩10分/上毛電鉄・中央前橋駅から徒歩5分)
11:00〜16:00
入場無料


●交通アクセス情報・会場地図等はこちら
●便利なWEBカタログはこちら
 →平田真紀一人書店の紹介はこちら
●ブース配置図はこちら
一人書店ブースはウ-03です。(入場時配布物にも案内図があります。)

文学フリマ、初めての前橋開催!
そして一人書店TOUR、初めての北関東出店!

今まで当店は東京、大阪、金沢の文学フリマに出店してきましたが、前橋はどんな雰囲気か、とても楽しみにしています。700ブース超の東京文フリに対して、今回の前橋は90ブースくらいの模様。全ブース見て回っても疲れない、ほどよい規模ではないでしょうか!

主な出品作品は現在の当店の主力4作品。
●『浴室短歌2』平田真紀 700円(写真歌集)
●『キスキス』平田真紀 500円(歌集)

●『服部鳥獣剥製店』橘一洋 500円(散文詩集)
●『多重債務』橘一洋 500円(詩集)

詳しくは上記リンクからwebカタログをご参照下さい。

TH2015_05.jpgさすらいのしりとりブックも今回は同行します!
いよいよ出るか?!
大トリ賞!

皆様ぜひ会場でしりとってください。

お待ちしてま〜す!!
posted by ひらたまき at 00:00| Comment(0) | ツアー実施情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする