皆様ほんとうにありがとうございました。

野外市の大敵である雨・強風・強烈な日光のいずれからも免れた、曇り時々晴れのすばらしい秋日にめぐまれ、夜も底冷えすることなく、とても快適に出店できました。
ブースの隣には街灯が立っているので夜でも真っ暗にはならない場所ですが、ごらんのようにLEDランタンやスタンドをともしました。
左側のベンチは、この場所に元々置かれているもので、「しりとりブック」コーナーとして使わせていただきました。
しりとりブックは、どこへ行ってもわりと皆様のご注目を集めるのですが、店主(私)の近くに置いてグイグイ「書いて書いて!」と迫るより、ちょっと目を離した時や、私がお手洗いとかで席を外している隙に書いて行かれる方が多い(笑)。

そして今回は、行列のできる焼き菓子店・日々さんがお隣だったために、開始前から日々さん目当ての行列が当店の前に長々とでき、いやでも当店が目に入るというすてきな状況に!人を集めないことにかけては定評のある(涙)当店に、ああなんて素敵な主催者様のご配慮か!「皆さん、並んでる間はお暇でしょうから、しりとりをしませんか〜!」とお声がけしたら、場もなごみ、何人もの方が書きに来て下さいました。子どもたちにも非常にウケて、たくさん書いて何枚もシールをゲットしていく子も。お母さんと一緒に書いてくれた、「人生初しりとり」の子も。
ベンチの半分くらいは何も置かずに空けておいたので、子どもたちは座って休憩もできたようでした。
また、向かって右側にはスタンプラリーのスタンプポイントが設置されたため、そこにも人が集まり、列が出来ることもありました。その列の方々にもすかさず営業。スタンプラリーのやり方など、戸惑っている方にはご説明したりしたので、自然にお客さんとのコミュニケーションの機会が増えて、これも本当にありがたかったです。しりとりだけでなく、本を手にとっていただくこともでき、中には全アイテムを立ち読みしていってくださった方もありました。
やっぱりこういうイベントって、場を確保して出店者募ってクジとかで場所決めて、ってだけじゃできないんだよね当然だけど、お客さんの気持ちも出店者の気持ちも考えて、人と物と気持ちが自然にいい感じに流れてイベント全体が盛り上がるように、全員が面白くなるように考えてくれた主催者さん、本当にすごいなと思いました。

昼のおやつはお隣・日々さんのマフィンとmame mura coffeeさんのコーヒー。夜のおやつは工房STANGLさんの甘くない焼き菓子とホットワイン!肌寒さもこれでへっちゃら。お酒飲んで営業はどうかとも思ったけど我慢できず。ああ夜市はいいな、というか夜はいいな!
お酒のんでいい気持ちになりつつ、通りかかるお客さんに「いかがですか」「しりとりしませんか」などと声をかけていると、なんていうかこう、若干夜鷹な気分に(笑)。

私も全部のお店を見て回りたい、ビール片手にほろ酔いで、思う存分買い物したい、とうずうずしていました。お手洗いに行く時くらいしかブースを離れられず、あまり写真も撮れませんでしたが、ちょっとでも夜市の楽しさを感じていただけるでしょうか。
こみち市はきっとまた「第2回」が開催されることでしょう!そのときまでに、出店するか?!お客として遊びに行くか?!このどちらも魅力的すぎる二択の答えを出しておかなきゃ。
そして今回もまだ出ませんでしたよ、しりとりの「大トリ賞」!栄冠は誰の頭上に?!大した栄冠でもないけれど!
一人書店TOURは続きます!